・第8ステップ(2/2)統計情報の評価
(続き)
3.トレード(1日当たり)
トレード(1月当たり)
これも重要な指標です。
例えば一ヵ月当たりにどれ位のトレード機会
があるのかという ことです。
前項に記載したように、 勝率が高く一回の収
益が大きいからといって、 月に2-3回、週1回
あるかないかは、厳しいかと思います。
収益額にもよりますが、一ヵ月あたり一定回
数(例えば20回位)の トレード機会がある
(トレードサインの出現)ルールが、精神的
に安定するかと思います。 (トレードスタイ
ル、生活スタイルにもよりますが) トレード
回数が少ないからといって、破棄する必要が
ありません。
複数ルール、複数ポートフォリオにすること
で、そのルールを 活かす事が可能です。 理
想を記載してはいますが、こればっかりはマ
ーケット次第。
2016-2017年にかけては、月1回トレ
ード回数があるか ないかの経験もしています。
本当に何もできませんでした。
そんな時は、そういうマーケットにあったルー
ルを開発しなければ いけないのですが。。。。
4.連続勝ちトレード
連続負けトレード(※これが重要)
連勝が多い分には、全く問題ありません。
ここで重要なのは、そのルールがどれ位連敗す
る可能性があるのか ということを知っておくこ
とである。
連敗するといことは、資金が一時的最大どこま
で落ち込むか、ということである。
ドローダウンともいいます。
トレードに連敗は必ずあります。たた、4-5
連敗ならなんとか耐えれ るが、これが10連
敗20連敗する可能性があるルールだとどれ
くらい資金的、精神的に耐えれるだろうか、と
いうことを考える必要が あります。
10連敗未満ならなんとか耐えれるが、20連
敗は耐えれないので あれば、そのルールが例え、
トータルで利益がプラスになるルール だとして
も、そのルールを採用するかどうかの検討すべ
きである。 (20連敗する可能性があるから破
棄すべきと、いうわけではないが、 不採用かも
ね)
当たり前だが、トレードに連敗はつきものであ
る。
4.リスク/リワードと勝率
リスク/リワードについての詳細は各自、ネッ
ト等で調べて頂きたい。
例えば、100トレード実施し、50勝50敗とす
る。
勝率は5割。
そして、利益確定時の平均利益額が30 pips
損切確定時の平均損失額が15 pips とする。
この場合は、収益がプラスになる。
逆に、 利益確定時の平均利益額が15 pips
損切確定時の平均損失額が30 pips とする。
この場合は、収益がマイナスになる。
収益がプラスのケースでは、リスク/リワード
は、1:2であり、収益がマイナスのケースで
は、リスク/リワードは、2:1になる。
リスク/リワードの比率がなんであろうと、勝
率によって トータルでプラスになるか、マイナ
スになるか変動する。
この値を見て、ルールをどう調整、改善すれば
いいのかのヒントにもなるし、また、このルー
ルは機能するのかしないのかの判断 材料の一つ
にもなる。
尚、このルールでは利益確定値と損切設定値が
固定のため、1:2と なる。
利益確定値と損切設定値が変動するルールもあ
る。
他にも、FT2/FT3等の検証ツールは色んな統計
データを提供してくれるので、自分のルールに
あったデータ項目を参考にして下さい。
以上