・トレーダーに必要なもの【ルール】
トレーダーに必要なもの、その1、「ルール」について説明する。
トレードする際、ルールがなければただのの勘と度胸のギャンブルと
いっても過言でない。
ビギナーズラックなどでたまたま勝つかもしれないが、そんのもの
は、長続きしない。
趣味の範囲なら、それはそれでイイ。使える金額の限度を決めて
それで楽しめばいい。公営ギャンブルと同等である。
しかし、
ギャンブルではなく、ビジネスにするには、ルールが必要である。
ルールとは、
・エントリーする時 ※入口決済
・イクジットする時 ※出口決済
・エントリーしない時
を決めるための条件、決め事のことである。
この決め事(ルール)がないとトレードを絶対やってはいけない。
殆どの人が、この決め事を作らず、投資や投機、トレードをしている。
御蔭で、ルールを持ったトレーダーが儲かるという仕組みができて
ている。
嘘だと思うかもしれないが、それが、真実である。
最近、仮想通貨(ビットコイン等)で損した芸人の話題を聞くが、
彼らの大失敗は、ルールがないことで、おそらく、イクジットする
決め事が無いということであろう。
戦場にキャンプ気分、いや、裸一貫で遊びにいくのと変わらない。
噂話に乗っかり、時間と共に価格が永遠に上昇していくと思っている。
そんなわけがない。
エントリーした段階(保持中)で、当然、損益の上下はあるのだが、
利益が膨らんだ時は、ご機嫌で有頂天な気分。そこから徐々に
利益が削られていく。
そして、利益が無くなり損失に転換する。
損が徐々に膨らんできた段階で、諦めきれずに我慢(保持)しつづけ、
いつかは又、上昇し利益が膨らむという期待、否、我慢をし続けている
内に、時間切れで強制決済でお金を溶かすといったところであろう。
出口(イクジット)戦略がないということが、ど素人のギャンブルの
典型的パターンといったとこです。
※現物株だと、「塩漬へ」というパターンですね。
まだ現物株の方が、仮想通貨よりリスクは低いかもしれません。
エントリーしたからといって、永遠に上昇、利益が膨らみ続けるわけ
がない。商品(株、通貨、他)は、上がったり下がったりするもので
あなたがエントリーしたタイミングが、底とか天井とかの確率は極め
て低いし、そんなのわかるはずがない。
何れにせよ、イクジットすることが必要であり、これはエントリー
する前から決めておくのが、当たり前である。
そうは言ってもね、というところであるが、それが決められないなら
手を出すべきではない。
では、ルールはどういうものか、また、どうやって作るのか?
そこを解説していくとする。
ルールとは、トレードを実行するにあたっての入口と出口の決済の
取決めであり、実行条件が決まっている、固定している必要がある。
実行しないという取決めも当然、ルールの一つである。
決まってないとどうなるか、わかるよね。
しつこいが決まってないならやるべきではない。
その為、実行条件が、わかり易いことが重要である。
決して、複雑であってはならない。
そして、そのルールは実行回数を重ねると収益が向上してしかなけ
ればならない。当然。
注意:毎回勝つということではない。(勝率100%ではない)
トータルでプラスになる。例)20トレードで結果的に利益がでる
統計的な優位性がある
⇒期待値プラスのルール
といわれている。
具体的な解説は後述する。
以上