・第１３ステップ 検証作業（３）

前述の改善の案1を適用し検証作業を、

粛々と実施して欲しい。

移動平均線の期間が長くなる（11日→

21日）ことにより、線がややなだら か

になる。

その為、11日移動平均線のケースと比

べ、エントリーサインは、 ある程度減

ることが想定されるよう。

併せて、11日移動平均線では気づかな

かった事などが見えてきたりする。

チャートの動き、ローソク足の形も含

め、体にチャートが染み込んでくる。

といっても、10000件以上のトレード

検証経験しないと無理かな。

検証している内に、改善案や新ルール

も思いついたりするので、それは メモ

っておこう。

本題に戻るが、検証作業、検証結果は

どうだろうか？

トレード回数や収益の差があれ、トー

タルで利益の出る結果が出ただろうか？

トータルでマイナスになるなら、新改

善案の適用は中止してよい。

トータルでプラスになるようなら、より

検証数を増やして実績を積上げたい。

500件位検証数を積上げたところで、11日

移動平均線だけの統計情報と合算 してみ

て評価してみてもよい。

２つの移動平均線の各々の検証結果を合

算しても単純に足し算にはならないが収

益がアップするなら、２つの移動平均線

を使った改善はアリです。

あくまで参考迄の評価指標として、

・100 pips以上／月間  

    ⇒・150 pips以上／月間

・20トレード回数以上／月間

　⇒・30トレード回数以上／月間

これ位、収益改善が期待できるなら、

ルール改善は成功のレベルである。

検証数を積上げ、エントリーが固定化

したならば、漸く、元のルールと改善

案 を組み合わせた検証作業をしてほし

い。

2本の移動平均線があると、最初はちょ

っと感覚が違うかもしれないが、 それ

は、慣れるだろう。

移動平均線が２つ（11日と21日）のチャ

ートを見て実際に、どのような 統計結果

が出るか検証してみて下さい。

以上