・第9ステップ(1/2)ルール改善
ここから漸く、ルール改善にはいる。
統計情報はもとより、これまでエントリー
したポイントを再度、見てほしい。 何か、
こうしたほうが良さそうな改善点が見つか
らないだろうか。
・○○○の時は、勝ち易そう
・○○○の時は、負けそう
そうでないか、と思われことをチャート
を見ながらピックアップして ほしい。
これまで、チャートの見方を固定化する
作業をしてきたが、 視点としては、
・勝ち易そうな時、条件
・負け易そうな時、条件
を観察して、見つけて検証してみる。
具体的に決められるならルールを改定
すればいいし、 チャートの見方を修正
するのであれば、此れまでのエントリ
ーの固定化の一環として修正すればよ
い。
これだけでは、ピンとこないかもしれ
ないので、例をあげてみる。
先述で、以下のことを書いたが覚えて
いるだろうか。
この例の1つ目を具体化してみよう。
移動平均線が水平、あるいは角度が低
い時は、ローソク足とクロスしている
のかどうか判別が困難、一定の角度
(例:45度以上など)がある時は教
材で勉強したイメージに近いように思
える。
また、その時は観察した結果として勝
ち易そうである。
では、この1つ目を改善案として、ルー
ルに追加する。
この場合どこに追加するかだが、フィ
ルターに追加する。
こんな感じでどうだろう。
移動平均線に角度がない、ごちゃごち
ゃしている時は、判断困難で トレード
しない、つまり除外(フィルター)す
るということです。
これによって、負けトレードを減らす
ということを想定します。
負けトレードを減らすということは、勝
率が上がりトータルで利益 が増えるとい
うことです。トレード回数も減りますが。
これで、再度検証作業を実施してほしい。
追加条件でチャートの見方が変わるので、
必要なら固定化の実施も推奨する。
以降に、別の案も提示するが、 絶対に、
複数の条件変更で検証してはいけない。
条件変更は一つ一つ検証することが必然で
ある。
追加した条件が必ず、いい方向へいくとは
限らないからだ。
複数条件を一度に適用し検証作業をすると、
何が機能したかわからなくなる。 当たり前。
以上