・第8ステップ(1/2)統計情報の評価
サインが固定化された所で、検証結果である
統計情報 を評価してみたい。
どの検証ツールも同等の統計情報を算出して
くれると思うが、 私は以下の項目を評価対象
にしている。
その理由を解説していく。
1.収益(利益)
収益がプラスになることが、ルールとして採用
すべきかどうか の前提になります。
そして、収益の指標、pips であり、金額ではあ
りません。
トータルで利益が出ているかの確認で、利益が
出なければそのルールは破棄という可能性が高
くなります。
ただ、現段階では、全くルール改善はしていな
いので、 破棄するかどうかは、一旦、ペンディ
ングです。
本解説では、仮にプラスの収益となっている想
定で記載します。
収益の評価観点として、一ヵ月のレンジで評価
してみたいと思います。
このルールは、一ヵ月にどれ位収益があるのか
を見るということです。
月間利益額、月間利益率ということです。
実際の検証数では、一ヵ月以上に渡って検証し
ているかと思います。
トレード件数(100~200件)で評価する
のは、なかなか 難しいということもあります。
一定期間で、どれくらい収益があるかの観点で
評価することが、 判り易く、生活する上でイメ
ージできるかと思います。
後述しますが、これはトレード回数の頻度と関
係してきます。
2.勝率
トータルで利益が出れば、それでいいのですが、
勝率が低いルールは、実際、精神的に辛いかと
思います。
10回トレードして2回程度しか勝てないと、や
はり 初心者には辛いかと思います。
また、勝率が高く一回の収益が大きいからとい
って、 トレード機会が極端に少ない、例えば、
週1回サインが 出現するかどうかというのも同じ
ですね。
理想的には、1日1回位はサインが出て、勝率も
50% 以上がいいですね。
ただ、これらは複数のルール、複数のポートフォ
リオが 確立すれば、ある程度対応できます。
(続く)
以上