・第2ステップ ルールを書いてみる
最初は、何をどうすればいいのかわからないと思うので、
ベースとなるルールをこちらで書いてみる。
これをベースに開発する、検証することになる。
ルールを複雑にしない為、ルールブックのテンプレートを
特別に提供することとする。
こんなもんなの?と思った諸氏がいるかもしれないが、
トレードルールは、せいぜいA4用紙1枚程度である。
シンプルであるべきと先述した理由の一つがこれである。
数ページに跨って、記載したところで覚えられる訳が無
い というか、実効性が無くなる。
それでは、一旦、ルールを決めてみたい。
3年間のポンド円 5分足のチャートを眺めてみて、
上昇傾向が見られる。
下落傾向が見られる。
といった、傾向が見られたという想定をチャートから掴
んだとしよう。
これをルールとして検証することにする。
尚、検証してトータルでプラスにならなければこのルー
ルは破棄すること になる。
以下、個々の項目の解説をします。
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#2 ルール名
ルールを作るにあたり、名称を付けて見よう。 特に、
名称はどうのこうの拘りはないが、分かり易いのでい
いかな。 順張りとか逆張りとか、ルール1とかでもか
まわない。 複数ルールを開発することになると思うの
で、管理し易いほう がいいかも。
#4 対象通貨
対象の通貨を決めよう。 通貨によって、動き方の傾向
が異なる。 その国のイベントに影響を受け易かったり、
特徴がある。 参考迄に、ポンド/円は比較的ボラティ
リティが高い方だと思う。 ドル/円なんかは、ボラティ
リティは低い方です。 最初は、クロス円、ドル円位で
やるのがいいかと思います。
#5 時間足
一旦は、5分足にします。 時間足が小さければ、ローソ
ク足本数がそれだけ増えるので、 トレード機会が増える
可能性は高まります。 生活スタイル、トレード手法、ル
ール等により変えます。
基本は、5分足からでいいかと思います。
#7 エントリー条件
エントリー、つまり入口決済の条件です。 MAに陽線が
GCでタッチしたら、「買い」エントリー。 MAに陰線
がDCでタッチしたら、「売り」エントリー。 この例で
は、指値でなくチャートが条件を満たしたら 成行きエン
トリーの想定です。
#12 利確条件
イクジット、つまり出口決済の条件です。 利益確定の条
こととします。
#14 損切条件
イクジット、つまり出口決済の条件です。 損切確定の条
こととします。
#16 フィルター(除外条件)
上記ルールにおける例外条件を記載する。
○○○○の時はエントリーしない等。
現時点では、特にありません。
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まずは、ここまでじっくり理解して下さい。
以上