・第１ステップ ルールイメージ作り
チャートが描く値動きは、唯一無二のものである、
同じ動きの チャートは存在しないといっていいで
しょう。
しかし、そのチャートアクションで似たような動
きはあります。
そのチャートの動きから上下する再現性がありそ
うなものを探し、 具体的に条件を決めてやるのが
ルール作りの第一歩になります。
上下する再現性がありそうな動きとは、チャート
の形で、
・一定期間内に、発生する頻度が高い ※何回かはおいておいて
・その形が発生したとき、チャートの動きは上・下いずれかの
方向性が出易い
といった事などが上げられます。
検証ツールがセットアップされている前提で、少
し具体的に説明します。
とりあえず3年分位チャートを眺めてください。
（５分足で、ポンド円かユーロ円のどちらか）
1-2日位眺めてもいいですよ。
早くても遅くても、繰返し繰返し、まずは観察し
てみて下さい。
何か気づいた事は、ありましたか。 書き出してみ
ましょう。
例えば、
クロスしたとき、上（買い）方向にチャートが
動きやすい。
デッドクロスでは、下(売り)方向に動きやすい。
・ローソク足がＭＡにタッチした時、反発し上（買
い）方向にチャートが動きやすい。
同様に、逆方向（売り）もそうなりやすい。
・ダブルゼロ・ラインにタッチしたら、逆方向に
反発する傾向がある
・ダブルボトムに似た形では、その幅の分、動き
やすい
他にも、
・週明けは、窓を開けてる傾向がある
・ロンドンタイム、ニューヨークタイムは値動きが
活発だがジャパンタイムは、値動きが弱い
・雇用統計発表時は、値動きの幅が大きい
・ポンド円とユーロ円は、比較的同じような値動き
をしている
といったとこなど色々気がつくかもしれません。
上記記載例が正解とか、間違いとかはありません。
正解なんてありませんし、逆に言えば間違いはあり
ません。
FXの基本的な書籍（入門系）で、
・ローソク足のパターン（wボトム、wトップ、他）
・トレンドラインの動き (抵抗ライン・ブレイク／反発）
を参考にしてもいいかと思います。
問題は、それでトレードができるようにすることで
あり、 具体的にルールとして定義することができる
かです。
それがトレードルールになります。
常に一定の、固定の判断ができるのであればいいの
です。
例えば、ｗボトムを常に、この形がｗボトムと見分
けられるか といことです。
自分のｗボトムの定義、イメージを固定化できれば
いいのです。
チャートを再見してみて下さい、判断できるのであ
ればいいです。
多分、まだ見方を固定できないはずです。
一般、書籍に載っているパターンは、分かりやすく
記載されて いますが、実際のリアルチャートでのロ
ーソク足の波形は、 二つとして同じものは無いとい
ってもいいでしょう。
現段階では、あくまで、値動きに再現性がありそう
で、 その値動きが発生した時、一方向に動きやすい
傾向のものを 見つけるといった所が、ルール作りの
第一歩になります。
しつこいようだが、あまり深く考えず、複雑に考え
ず、 こんな感じかな？って程度でまずは、チャート
を観察し 探して見てください。
わからなくたっていいです、最初はそんなもんです。
以上
